ルーナっこの雑記ブログ

ふんわり笑顔で ゆるりと(^_^)food・家・映画など、生活についてつづります。

ドイツでの楽しい森の散歩? @Germany30

 春や夏になると ドイツの森は木々の緑でいっぱいになります。

長く寒い冬がようやく終わって、木々は春の喜びで勢いよく芽を吹き出し花畑が広がります。

5月の緑は特に瑞々しくて、明るい黄緑、目をハッとさせる美しさがあります。

長い冬で全てが枯れてしまったようになった茶褐色の植物が、生き返ったようになるからなおさらです。

ドイツの森

新緑

ドイツにも山はありますが 平地も多くそこに木がたくさん生えている所がです。

かなり広い範囲に渡っている大きな森もあります。

夏にはちょっとひんやりした空気、木々の緑の間からこぼれてくる光は幻想的で美しいです。

テレビでもヨーロッパの緑の公園や森の様子はよく見かけると思います。

 

森の中には 道が開けています。

道以外のところは草が茂っていたりまたは小さいお花の咲いている公原になっていたりします。

「とっても ロマンティック」

なんて その森の道から外れて草むらの方に走って行きたい気持ちもおこります。

でも 

「あっ、ちょっと待って!」

気を付けないと危険な小さい虫が人や動物が来るのを待ち構えています。

 

夏は軽装なので半袖や短いズボン。

それは この虫の思う壺です。

小さい蜘蛛に似た虫、実はこの虫は木の上や草むらにひそんで人や動物が来るのを待っているのです。

そして 人や動物が来ると飛んできて肌に密着して血を吸うのです。

ツェッケと、呼ばれるこの小さい数ミリの虫は血を吸うとまるまるに膨れ上がります。

(お弁当などに入っている直径1 cmの大きさの小梅干ぐらいの大きさになると言います)

虫は血を吸うと自分で離れていくものもあるらしいですが ずっと体にくっついて血を吸い続けるものもあります。

 

森の道を歩いているとまだ草むらではないので この虫の攻撃を避けられる確率が多いいですが 草むらに行くと危険です。

この虫の危険なところは 血をもらう代わりに体中の液を体内に注入してしまうところです。

虫によっては有害物を含んだ体液を持っているものもあり これによって脳神経をやられてしまいます。

女の子の話

ある中学生の女の子が森を散歩していました。

数日後、体の半分が痺れだし入院。

2ヶ月経っても原因不明。

 

半年経ったところで 体の見えにくい所にこの虫がくっついていたことが判明。

半身のしびれはこの虫が原因でした。

ここからそれに対しての治療をして なんとかまた元気になったらしいです。

冬が-10度以下になればこれらの害虫の卵が壊れるらしいですが、暖かめの冬は虫の発生を増やします。

アレルギー

最近問題になっているのがアレルギーです。

虫たちが人がまいた化学肥料や農薬などを体に取り込み その虫に刺された人間がアレルギー反応を起こして小さな虫刺されで済まなくなってきていることです。

 

最近 友人の知人が小学校の遠足の付き添いで森に行き、親指と人差し指の間を虫に刺されました。

ちょっと虫刺されと思って放っておいたら、その腕が丸々と膨れ上がってしまい医者に行きました。

するとその医者が、

「今年はこういう症状の人が多く来る」と言っていたそうです。

人間が便利なようにと作った化学薬品。

その反面 それで人間がその見返りを受けているのです。

最後に

自然との共存を もっと真剣に考える時がきているのかも知れませんね。

 (*^_^*)ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。

 

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