コロナの変異株とワクチンの効果【コロナ21】
コロナの変異株は感染力が高く 全国に広がりつつあります。
まんえん防止等重点措置を定めた地域は 東京、大阪、兵庫、京都、沖縄、宮城となっています。
ワクチンについての情報を 記します。
変異株に今のワクチンが効くのか
AIの論文分析では イスラエルのデータで効果があると分かりました。
イスラエルでは 世界最速でワクチン接種が進んでいます。
去年の12月末には 感染者の8割がイギリス型の変異株でした。
1月には1万人の感染者でしたが、高齢者のワクチン接種が進むと感染者が減り始め、4月には1日当たり300人にまで減少しました。
変異株に対して、今回のワクチン接種の効果が示されました。
ワクチン効果
今回のワクチンは インフルエンザワクチンと違うパワーを持っています。
ワクチンは 身体の中に抗体を作ります。
それが、ウイルスにくっついて、人間の細胞につくのを防ぎます。
これは、インフルエンザワクチンと同じです。
今回のワクチンは もう一つの免疫細胞を活性化させることが分かってきました。
それはキラーT細胞。
コロナウイルスが侵入した細胞を見つけると、特殊な攻撃物質を出して 細胞ごとやっつけてくれます。
抗体で抑えきれなかったウイルスがいても キラーT細胞がやっつけてくれます。
抗体とキラーT細胞の2つの武器を 活性化できるので、今回のワクチンは変異株にも効果があると考えられています。
ワクチンの副反応(医療従事者 15,000人の調査)
2回目の接種から 1週間後に免疫が獲得されます。
2回目の方が 副反応が多いが、5日程度でおさまる。
・倦怠感 38%
・発熱 36%(37.5℃以上)
・腕の痛み 31%
・頭痛 25%
日本では100万回当たり 72件(インフルエンザワクチンは 100万回当たり1件)
インフルエンザワクチンよりは多いが いずれも回復している。
まとめ
抗体を作るだけでなく、免疫細胞を活性化させるワクチンなんですね。
高齢者の接種が終わるのは夏頃。
打てば重症になる人の数は減るが それまでは時間がかかるので、接種していない人は、これまで通りの感染対策を徹底することが必要です。
65歳以上の友人は、4月14日にワクチンの連絡がきました。
その地域では 4月20日から予約開始。
接種は5月11日から始まるそうです。
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