眠れない原因は なんでしょうか
朝 起きた時、疲れが取れていないことってありませんか?
そんな時は、そのままにせず、病院に行って原因を探ってみるのもいいですね。
睡眠の悩み
厚生労働省によると 日本人の5人に1人が「朝 熟睡感がない」「昼間に突然眠くなる」「睡眠の質が悪い」などと、感じているそうです。
寝たいのに 眠れない。って辛いですよね。
焦ると余計に寝付けなくなったりします。
不眠症はただ単に眠れないだけではなく、生活や仕事にも影響を及ぼします。
不眠症が原因で、日中の集中力がなくなったり 疲労感や眠気など、多くの影響を及ぼし、思わぬ事故になる可能性もあります。
睡眠専門のクリニック
不眠症の症状は4つ
・寝付きが悪い
・途中で目が覚める
・朝早く目が覚める
・ぐっすり眠れない
このような状態が1ヶ月以上続くことを「不眠症」と言います。
不眠症の背景因子
特殊な病気
・むずむず脚症群
寝ている間に 脚に違和感があったり、つったりすることが 時々あります。
以前テレビでみて、むずむず脚症候群という名前を知りました。
自分にもあるので、覚えていました。
症状はあったりなかったりで それほどひどくはないです。
これは下肢の異常感覚で 不眠などを引き起こす病気です。
実際は脚には問題がないが、脳のホルモンのアンバランスで、脚がむずむずして眠れない症状です。
・夢遊病
からだの病気
・アトピー性皮膚炎
・歯ぎしり
自分では気づけませんよね。
全く自覚がなかったのですが 以前 歯ぎしりしてる、って言われたことがあります。
それで、顎関節症になり、歯医者で治療してました。
こころの病気
・うつ病
・ストレス
加齢
でも一番大きな原因は 加齢。
生まれたての赤ちゃんが 一番眠れる力が強く、お肌や筋肉と同じように 睡眠も老化します。
40~50代から眠れなくなる人が増えます。
これはみんなに起こることで 年齢と共に寝る力が落ちるのです。
治療法
腰に 睡眠計という測定器を3日間、一日中つけておきます。
人の動き、身体の向きを記録して、夜はどんな眠り方をしてるのかと、昼間の活動を調べる。
・これで何がわかるでしょうか。
しっかり眠れている時間と、途中で目覚めている時間が わかります。
睡眠改善の方法
・眠れる時間
歳を重ねるごとに 眠れる時間は少なくなっていくことがわかっています。
10代・・・8時間
30代・・・7時間
40代半ばを過ぎると 長くても6時間しか眠れなくなる。
意外と短いですね。
でも6時間しか眠れない人が、8時間床の中にいると2時間は眠れないことになります。
本人が8時間寝たい。と 思っても、自分の身体が求めていることと違っています。
寝なきゃいけないと 考えるほど その義務感が自分を興奮させ 余計に眠れなくなってしまいます。
ですから自分の年齢にあった睡眠時間を理解するのが 大切です。
いい睡眠をとりたいなら、途中で「二度寝」「うたた寝」などは しないほうがいい。
「二度寝」「うたた寝」をなくせば、眠れないという恐怖よりも、自然と眠くなります。
・性格
睡眠は、適当で無責任な人の方がいい。
仕事ができて、家事ができる、神経質で真面目な人は 睡眠がうまくできなくなります。
真面目な人が 真剣に眠ろうとすればするほど眠れなくなります。
「明日 朝早いから」とか、明日の為に寝ようとする人ほど 自分の願いと逆な結果がでます。
理想は 昼間楽しいことがあって、それで活動ができて、うたた寝を減らす、2度寝を減らす、そして最終的には睡眠時間もある程度短い位忙しい方が いい睡眠がとれます。
睡眠に効果がある習慣
・食事
夜の食事で睡眠に効果があるのは キムチ。
唐辛子のカプサイシンが入っていて、体温を一回上げて3時間後に下げる効果があります。
人は高い体温が急激に下がるときによく眠れます。
ビールは 入眠にはいいが、睡眠の質を落とす、アセトアルデヒドが入っています。
スイカは 体温を下げるので逆効果となります。
・お風呂
お風呂には 寝床に入る1時間前に入る。
体温が急激に上がって、急激に下がるから。
歯磨きして、寝る用意を全部してから、最後に入りましょう。
一方 寝床に入る3時間前だと 寝る時にもう下がってしまうので、お風呂の効果を睡眠として使えないためです。
眠るための運動
- 両手を伸ばして10秒間 かたく握る。
- 手を開いて10秒間 リラックスする。
お風呂の前か後に3セット。
手が温まって、末梢血管が広がって 熱を外に放出します。
そうすると、体の体温が下がって寝付きやすくなります。
寝室の環境(薬を使いたくない場合)
・湿度
寝苦しさは温度よりも湿度が大きく影響します。
湿度を50%前後にすると眠りやすいと言われています。
確かに除湿するようになってから、快適に眠れるようになりました。
サラサラして空気が軽く感じられ 気持ちよく眠れます。
・空気
クリーンな環境で寝る。
眠っていると汗をかいたり、布団からのほこりで空気が汚れると快適な眠りを妨げると言われています。
そこで脱臭効果のある炭のなどを 寝室におく。
・光
暖色系の光を使います。
赤い光だと目から入っても 網膜までなかなか到達できず刺激が少ない。
網膜を刺激しないと、夜眠気を促す「メラトニン」というホルモンを抑制しない。
つまり脳や身体にメラトニンが 沢山分泌されます。
そうすると 心地よく自ら眠りやすい環境を作り出せます。
また眠る直前に光を弱めると より眠りにつきやすくなります。
手軽に環境を整えるには 電気スタンドを壁に向け 暖色のライトで間接照明にします。
寝る前の準備
寝ている間は何もできないので、自分では環境を調節できません。
だから眠るときに環境を作っておかないと いい睡眠がとれないのです。
事前に用意をすることが必要です。
睡眠の極意
コロナで外に出られないので、活動が失われて、昼寝ができたり、うたた寝ができたり、ということが始まって 睡眠が必要以上に長くなって、睡眠の質が悪くなっています。
ストレスがかかっても 外にいって気晴らしができないので、そのストレスで眠れなくなることがわかってきました。
最後に
「早寝早起き」でなく「早起き早寝」をする。
早く起きたら 早く眠れるからです。
毎日同じ時間に起きる習慣を身につけるのが 大切です。
遅く寝ても 遅く起きずに、同じ時間に起きるリズムを作るのが大事なんですね。
(*^_^*)ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
ぽちっとしていただけると うれしいです。