ルーナっこの雑記ブログ

ふんわり笑顔で ゆるりと(^_^)food・家・映画など、生活についてつづります。

「頑張ってね」って 言ってもいいですか?

先日 新入社員の指導をしていたお話で思い出したことがあります。

「頑張ってね」っていう言葉です。

「頑張ってね」 

指導員は 仕事だけでなく他のことも相談にのります。

すると 家族や趣味の世界は充実してますが、恋愛はまだだったので、

「誰かいい人いないの?好きな人とか?」って 恋の話。

今だったら、パワハラですね。

 

仕事についてはこうしたらああしたら、とアドバイスしたり、励ましたり。

でも、私はこの頃

「頑張ってね」っていう言葉を使わないようにしていました。

頑張ってね

東日本大震災

「頑張ってね」って使わないようにしてなったのは、東日本大震災でのお話を聞いたからです。

ご存じかと思いますが、震災にあったかたが

「頑張ってくださいね。って言われるけど、私たちは頑張っている。

これ以上何を頑張るのか」って 言っていたというお話です。

胸が痛くなるお話でした。

それまで自分はどんな気持ちで「頑張ってね」って 言っていたのか忘れるほどの衝撃でした。

それからは、言えなくなりました。

だってみんな頑張っているんですから。

どこまでやっても いつも「頑張ってね」としか言われなかったら、しんどくなります。

言う方は 励ましてるだけなんです。

でも「何をどこまで頑張ればいいのか?」って聞かれたら はっきりとは答えられなくなります。

そして「頑張ってね」っていう言葉は 急がされているような感じがします。

励まされているはずなんですが、配慮がなく苦しみを与えてしまう言葉にもなります。

ですから、指導員をやっていた時期も

「○○できるようになるといいですね」という 言い方をしていました。

あれから10年

いつも「頑張ってね」って励ましてくれる友人に、

震災にあったかたが

「頑張ってくださいね。って言われるけど、私たちは頑張っている。

これ以上何を頑張るのか」と言っていたというお話をしました。

友人は今でも変わらず 「頑張ってね」って言っています。

私にはこの話が胸に刺さりましたが、友人にはどうやらそうではなかったようでした。

それからは、「頑張ってね」って言っている人には 気にせず言えるようになりました。

最後に

「頑張ってね」で、しんどくなる人と 励まされて頑張る人がいます。

言葉を使うのって、難しいですね。

 (*^_^*)ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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