体脂肪計のタニタ食堂【映画】会社の命令で痩せる ＠20
2013年の 実話を元にした映画。
ダイエットって、難しいですよね。
これを見ると、ダイエットの極意が分るかも知れません。
栄養士の春野菜々子(優香)は 就職活動中で元気にバイトに励む
菜々子は「自分の居場所を見つけられたら それは幸福なことだ。」と 思っていた。
タニタの会議室では 社長の谷田卯之助(草刈正雄)が 体脂肪計のアンケートの
「社員が太っている」をみて、
「自己管理を徹底しろ。」と 責任者の副社長谷田幸之助（浜野謙太）を 怒る。
副社長は 気が弱く、辞表を提出する。
「情けない」と 叱ったあとに 社長は心臓発作で倒れ入院する。
副社長は 高校時代ぽっちゃりだった奈々子が 痩せて栄養士になったのを知って、居酒屋に呼び出す。
「社員みんなでダイエットする」販促キャンペーンのために ダイエット指導を依頼する。
副社長を含む40%以上の体脂肪者が４人 ダイエットモニターになる。
社食で、皆のカロリーを管理する方法を実行する。
しかし、ぽっちゃりの福原紀美子(小林きな子)、バツイチの丸山謙吾(宮崎吐夢)は やる気がなく反対する。
菜々子に惹かれている、独身で呼吸法を実践している太田仁(草野イニ)だけが乗り気。
３人のやる気の無さをみて、
「ダイエットは結局メンタルの問題なの。本人が変わりたいと思わなけりゃ無理。」と 副社長に伝える。
副社長は 入院した社長に
「おまえには無理。いつ辞めてもいいんだぞ」と 言われる。
しかし、紀美子はポルシェのイケメンに惹かれていて、ダイエットを決意。
丸山も 愛する娘に「体裁が悪い」と言われ落ち込みます。
いざ試食会となるが、実は奈々子は料理が苦手で 厨房の2人に
「大量調理なめんじゃないよ。」と言われ 翌朝 日の出とともに出社して 調理をする。
「めんどくさい」という2人に
「美味しいダイエット食を作るには 手間暇かけないと。」と 奈々子は言い返す。
人間の味覚は1週間もしたら、舌が変わってきます
社食のダイエットランチは味が薄く、醤油をかけようとした太田を諭す。
「ゆっくり食べるのもポイント。食べる順番も血糖値があがらないように 野菜から」
社員食堂は ヘルシー定食のみ、ご飯は1人100g、ドレッシングはノンオイルにする。
ダイエット中に動物を飼ったり植物を育てるとストレスが軽減されると、
屋上で4人に植物を植えさせ、エレベーターも禁止する。
奈々子から自宅でのダイエットメニューを貰った太田は 冷蔵庫の扉を開けないようにテープでとめる。
3週間後。
太田だけが効果がでていなかった。
好きなカレーを止められなかったのだ。
丸山は 愛する妻子に会えなくなったストレスで太ってしまい、副社長は何も長続きせず、入社して親からのストレスで太ってしまった。
奈々子は 太っていた栄養士なので就職活動が 上手くいかなかった。
「このままじゃ 自分をドンドン嫌いになっちゃう。と 一念発起して ダイエットしたの。」奈々子
奈々子は カレーを止められなかった太田のために、ダイエットカレーを作った。
さらにメニューを考えていると、厨房の２人が低カロリープリンを考えてくれ、
3人の厨房の雰囲気もよくなってきた。
6週間後
副社長が営業と製造の意見の食い違いに困っていると、急に社長がやってきて、会議を纏める。
「一度逃げた人間は 肝心なところでどうせまた逃げる。」
と社長に言われ 落ち込む。
中間お疲れ会で、抑制が効かなくなり、冷蔵庫の食べ物を食べている太田をみた丸山がキレて、社食の厨房に。
そこには副社長がいて、3人で食べ物をあさります。
ダイエットを始めて2カ月ほど経つと、飢餓に対する防衛本能が働き 脂肪が落ちにくく停滞期になる。
ストレスで攻撃的になったり 鬱気味になったりするので注意が必要だ。
菜々子は 我慢できずに食べてしまった3人を見て 半泣きで卵の殻を投げつける。
お酒を飲むと 肝臓がアルコールの処理を優先し 食事の処理を後回しにするので、摂取カロリーがそのまま脂肪になる。
お酒で太るのはそれが一番の原因なのに とため息をつきます。
「やっぱり、ダメなんだよ。結局楽な方に逃げちゃうんだよ。俺は」
「停滞期を乗り越えるには、自分のモチべーションを見つめ直すしかないの。」奈々子
その時 寝ていた2人の呼吸がとまり、急いで気道を確保する。
食堂には 太田しかこなくなっていた。
奈々子は 希望の会社から就職しないかと言われ、
「考えさせてください。」と答える。
あと1ヶ月
やる気はあるのかと聞かれ 丸山は
「間に合わなかったら、脂肪吸引しましょう。」と言う。
副社長に
「自分もデブだったくせに」と言われ、怒った奈々子は食堂からでていく。
太田が追っかけると、2人は屋上に紀美子がいるのが見えた。
ミルフィーユで気を引き、飛び降りるのをとめる。
紀美子は朝食を抜き、1日1000kcalのダイエットを続けていた。
「食べないダイエットは続かない、日本の現代女性の摂取カロリーは終戦直後より少なくて、身体がおかしくなっちゃう。」菜々子
「なんでたかが食べ物の事でこんなに苦しまなきゃならないんですかね。」紀美子
この騒ぎで 発表会は中止、食堂でのダイエットモニターもなくなります。
落ち込む4人が居酒屋で飲んでいたら 休んでいた奈々子がやってくる
「あんたの案件なんだから、案件を取り返しなさいよ。」奈々子
カレーの買い出しに行った時、奈々子に ダイエットの極意は
「自分を嫌いになることはしない。サボると自分を嫌いになるけど、その感覚になれちゃダメ。サボったら自分を嫌いになるから、逃げないで最後までやる。自分を嫌いにならないこと。」
と言われたことを思い出し、会社に戻り、奈々子のレシピノートと社員のアンケートを見直す。
食堂で打ち合わせ中だった専務たちに、
「ダイエットは止めません！これは僕の案件で、僕が副社長として最後まで責任を取ります！」と頭を下げます。
専務は、密かに携帯をかけます。
「計るだけじゃなく、ダイエットの喜びや苦しみ、健康を加味したダイエットキャンペーンとして発表するんです！」と話します。
専務は「本気なのか！」と怒鳴ります。
「僕らは毎日この体脂肪計に載って誰よりも苦労してきた！同じ釜の飯を食って、ダイエットの辛さや楽しさも味わって、皆で乗り越えて来たんです！僕らを見てください！変わったとは思いませんか？！」幸之助
「だから改めて、僕らで発表会をやらせてください！」と頭を下げます。
電話で一部始終を聞いていた入院先の社長は、その話を聞いて涙していました。
事件から3ヶ月経過
発表会は 大成功。
奈々子は 「自分がいたい場所が見つかったので。」と就職を辞退した。
菜々子はタニタの栄養士としてラジオ番組に出演し、丸山は娘の授業参観に夫婦で参加、紀美子は松山を振ります。
副社長は社長の前で辞表を破き、社長は病棟で出会った看護師を秘書に雇い、
「俺もタダでは起きないよ」社長
太田は菜々子にプロポーズしようとしますが、門の外で居酒屋の太った大将が待っていました。
菜々子は、
「ちょっとこういう事になってて。だって プニプニしてて癒されるでしょ」と笑う。
その様子を見ていた３人は、思わず
「ひどい…」とつぶやきますが、副社長は
「彼女は昔からデブ好きだったんだ」と笑います。
最後に ヘルシーメニューが映し出されます。
まとめ
王道のダイエット方法が満載で 楽しく見られます。
改めて、食べることの大切さを教えてくれました。
(*^_^*)ここまで読んでくださいまして、ありがとうございます。
ぽちっとしていただけると うれしいです。
