ルーナっこの雑記ブログ

ふんわり笑顔で ゆるりと(^_^)food・家・映画など、生活についてつづります。

謝罪の王様のネタバレ【映画】 すぐにちゃんと謝ろうね @movies23

久しぶりに友人が映画を紹介してくれました。ネタバレあります。

2013年 日本映画。

宮藤官九郎脚本、水田伸男監督、阿部サダヲ主演によるコメディ。

謝罪師の黒島譲が、依頼人からのトラブルを、謝罪のテクニックで解決していきます。

謝罪の王様より

Case1 倉持典子と東京謝罪センター

司法書士を目指す倉持典子(井上真央)はヤクザの車と事故を起こし、相手側から400万の示談金を請求されます。
困った典子は、依頼者の代わりに謝罪することで、トラブルを解決させる東京謝罪センターの所長の黒島譲(阿部サダヲ)に会いに行きます。

黒島は組員より早く事務所へ日参し 階段やトイレを掃除、カラオケに付き合い、煙草に火をつけ、組長の肩をもみ、献身的なサービスで示談金を安くしてもらいます。

結果、典子の黒島への支払いは1/10の40万にしてもらいました。
典子は黒島への支払いのためにアシスタントとして働きます。

Case2 沼田卓也のセクハラ

セクハラで宇部美咲(尾野真千子)に訴えられたという下着メーカーの沼田卓也(岡田将生)が 依頼に訪れます。
沼田にアドバイスしますが、彼はうまく謝罪することができません。

宇部の弁護士箕輪正臣(竹野内豊)に会いに行くと 典子の学生時代の恩師で 土下座しても示談には応じない面倒な男でした。そのため黒島は 宇部に芝居をうって 訴えを取り下げさせます。

Case3 南部哲郎と壇乃はる香に謝罪を教える

俳優の南部哲郎(高橋克実)と 大物女優・壇乃はる香(松雪泰子)が東京謝罪センターに相談に来ます。

南部の息子英里人(えりーと)(鈴木伸之)が傷害事件を起こし、謝らなくてはならなくなったので方法を教えますが、うまくいかず むしろ世間の反感を買います。

仕方なく元妻の大物女優・壇乃はる香(松雪泰子)が謝罪しますが、彼女は自分の舞台の宣伝もしてしまい、同じく反感を買います。

典子の助言で、本当に謝って欲しい被害者には謝罪をしていないことに気づき、南部とはる香は被害者に会って謝罪します。
しかし被害者は 実は自分の方が悪かったと真実を語り 土下座して謝ってくれました。

Case4 箕輪正臣が娘に謝罪

一流国際弁護士・箕輪正臣(竹野内豊)は、沼田の訴訟の弁護士で、典子の大学時代の講師です。
優秀なエリート弁護士ですが、離婚して離れ離れになってしまった、当時3歳だった娘典子に手をあげてしまったことを今でも謝りたいと思っています。

その理由とは、忙しく仕事している自分にしつこく「脇毛ぼうぼう、自由の女神!」という下品なギャグに腹を立てたためでした。

Case5 和田耕作がマンタン王国に謝罪

映画プロデューサー・和田耕作(荒川良々)がプロデュースした作品のヒロインつぐみ(広瀬すず) と飼っている犬が出会う場面に、お忍びで来日していたマンタン王国・皇太子(野間口徹)がエキストラ出演していたことが発覚します。

マンタン王国皇族の肖像権侵害は重罪で 半日デモがおきて国際問題へと発展します。
黒島のアドバイスで、マンタン王国へ謝罪に行き 怪しいワクバル(濱田岳)に通訳してもらいますが、失敗します。

それで 日本の文部科学大臣国松(小野武彦)が謝罪に行きますが 酒の上の過ちで失敗します。
さらに日本の外務大臣 枝下(濱田マリ)と マンタンで大人気の俳優の南部を土下座しますが さらに国王を怒らせます。

Case6 黒島譲の謝罪との出会い

マンタン王国は 日本との貿易停止を発表。
黒島は 5年前自分が謝罪センターを開いたきっかけを典子に話します。

それは、ずっと食べたかった人気ラーメン店で、ラーメンの湯切りの熱湯を浴びてしまい、店員船木(松本利夫)に謝罪を要求しましたが、店側はお金で解決しようとしたため、ますます黒島は意固地になり謝罪を求めました。
結局 店員から謝罪の言葉はありませんでした。

その経験から黒島は、
「謝罪して欲しいと言う人は心の中では許しているから、そのきっかけが必要なんだ。そんな人たちを助けてあげられるように、謝罪センターを開いた。」

 

「脇毛ぼうぼう、自由の女神!」

突然 黒島と典子、箕輪正臣の前に、ラーメン店の店員船木が現れ
「脇毛ぼうぼう、自由の女神!」と叫びました。
それは、土下座を越える謝罪でした。

この言葉は、マンタン王国の映画「バタールの丘」のラストでした。
俳優の南部演じる将軍は、マンタン語で謝罪していますが、日本人には「脇毛ぼうぼう、自由の女神!」と聞こえます。
この謝罪の言葉をもって黒島は 日本の首相大戸谷 (嶋田久作)とマンタンに向かい、
「脇毛ぼうぼう、自由の女神!」と何度も叫び マンタン王国と日本政府は和解しました。


実は箕輪の娘が典子だと分かり、言葉の意味を知った親子は仲直りします。
別々のCaseでしたが 実はそれぞれが繋がっていたことが分かりました。

Case7

最後 歌とダンスで締めくくります。


www.youtube.com

最後に

謝罪ををきっかけに それを仕事にまでしてしまう。

そして謝罪によって 問題を抱える人々を幸せにしていく。

知らない映画でしたが、友人が紹介してくれた楽しい映画でした。

 ここまで読んでいただきまして、 ありがとうございます(*^_^*)

 

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