仏具のお手入れのしかた
先日のひょう被害に いたわりの言葉を沢山いただきましてありがとうございます。
まだ立ち直れていませんが、皆様の温かいお言葉には感謝の気持ちでいっぱいです。
さてアパートに引っ越したのですが、狭くて仏壇ごとは入らないので、仏像とお位牌、お線香立て等を移動しました。
仏壇から出すと、埃が気になりました。
仏具の掃除
実は お盆やお彼岸の際にも気にはなっていたのですが、軽く埃を落とすだけで目をつぶってました。
ご先祖様ごめんなさい。
仏像は彫りが深くて細かいので、布で拭いただけでは綺麗になりません。
いっそ水でゴシゴシ洗ってしまいたかったのですが、仏像ですしね。
と思って調べてみました。
木製の仏具
毛先の柔らかい筆、乾いた柔らかい布を使って優しくほこりを払ってください。
とのことでした。
木製なので、水は使わない方が良いようです。
筆を使えば、細かい所も綺麗になりますね。
カメラの掃除に使うブロワ―なら、触ることなく掃除ができます。
触るときは手袋を着用し、直接手で触れないようにしましょう。
水気を嫌うからですね。
軍手ではなく、宝石などを扱うときの 白い手袋が良いようです。
位牌
毛ばたきで埃を払い落とします。
札板に脂汚れがある場合は、柔らかい布で拭き取ります。
位牌の金箔や金粉部分は剥がれる恐れがあるため、手で触らないように、下の台の部分をもつか 手袋をしてお手入れしましょう。
金属製の仏具
真鍮やアルミ、ステンレスなどの金属製品の仏具は、金属用の研磨剤で磨いたあと、柔らかい布で拭きます。
金メッキの仏具は、表面が剥げてしまわないよう、乾いた布で軽く拭く程度にします。
真鍮とメッキの違いが 気になりました。
・真鍮
真鍮とは、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金のことです。
熱によっていろいろな形に加工がしやすい金属であるため、サックスやトランペットという管楽器に使われたり、デザイン性の高いインテリア用品や装飾品、文房具に使われています。
・メッキ
メッキは、鉄やアルミニウムなどの、比較的安価な金属素材でできています。
メッキは、表面にゴールドやシルバーを薄く塗った加工品です。
長くお手入れがいらないというメリットもあります。
しかし、メッキは表面が使用するにつれて徐々に剥がれていき、偽物と分かります。
それで メッキが剥がれるという言葉がありますね。
その一方、真鍮は本物の金属です。
真鍮製品の魅力は、経年変化です。
使っていくほどに色が深くなり、光沢が霞みます。
真鍮は空気中で酸化をすることや手垢によって経年変化をします。
経年変化をすると味わいのあるアンティーク調の色味になるため、好まれる方も多いようです。
また、真鍮の経年変化があまり好きでないという方は、
市販の金属研磨剤を使えば元の輝きを取り戻すことができます。
最後に
「お手入れさせていただきます」
と言ってから、お掃除をしました。
(*^_^*)ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。