オリンピックで はじめからある競技が 気になりました
オリンピックの競技がふと気になって 調べてみました。
走る競技は はじめからありそうですね。
陸上競技全般はありそうですが、他にはなんの競技でしょうか。
オリンピックとは
古代ギリシアで行われていた「オリンピア祭典競技」という古代オリンピックがはじまりです。
古代オリンピックは 紀元前9世紀頃に始まり ヘレニズム文化圏の宗教行事でした。
全能の神ゼウスをはじめとした多くの神々を崇めるための 神域における体育や芸術の競技祭でした。
最初のオリンピック種目
1スタディオン(約191m)のコースを走る「競走」です
オリンピアの聖地には 競走のための「スタディオン」が築かれていました。
長さ215m、幅30mの広場を高い盛り土がスタンドのように囲んだ施設(貴賓席として白い大理石のベンチも用意されていた)です。
1スタディオンという距離は、このスタディオンの競技場が基準となった単位です。
紀元前776年 第1回大会から 紀元前728年 第13回大会まで、競走1種目だけでした。
古代オリンピック種目
その後、種目の数を増やしました。
ディアロウス競走
紀元前724年第14回大会から、2スタディオンの中距離競走が始まります。
現在の400mで スピードと持久力が必要な競技でした。
ドリコス競走
第15回からは 長距離競争も実施。
距離は大会によって変更され、スタディオンの直線路を10往復する競技でした。
タイムを計測するわけではないので、競技者はスローペースで駆け引きを繰り広げ、最後のスパートで勝負を決したようです。
ペンタスロン
紀元前708年 第18回大会から、五種競技が始まりました。
ここから 始めて 競走以外の競技が加わりました。
・短距離
・幅跳び
・円盤投げ
・やり投げ
・レスリング
5種目を一人の選手がこなす競技で、3種目以上を制した者が 優勝者と認定されていたようです。
5種目も一人で行うなんて なかなか過酷ですね。
レスリング
ペンタスロンの競技が紀元前668年第23回から 単独に実施されるようになりました。
時間制限はなく 勝敗が決まるまで長い時間がかかる過酷な競技でした。
ボクシング
レスリングと同じ第23回から始まりました。
レスリングと同じく、時間制限もインターバルもなく、たとえ倒されても敗北を認めない限り相手の攻撃は止まりません。
戦車競走
紀元前680年第25回大会からは 48スタディオンの距離で 4頭立ての戦車競走が始まりました。
第33回大会からは 競馬競走も行われたようです。
パンクラティオン
第33回大会からは 素手ならどんな攻撃をしてもよいというルールで 関節技や首を絞めることも許され ボクシングと同じようにどちらかが敗北を認めない限りは勝負が決まらない熾烈な競技でした。
最後に
はじめは想像どおり 競走だけだったのですね。
レスリングって オリンピックの歴史が古かったのですね。
(*^_^*)ここまで読んでくださいまして、ありがとうございます。
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