ペントハウス【映画】計画を実行する為の知恵を絞る @映画14
2012年 アメリカ映画
『ナイトミュージアム』のベンスティラーと「ビバリーヒルズコップ」のエディマーフィーが共演。
監督は「ラッシュアワー」のブレットラトナー監督。
夜景が綺麗なペントハウス
ニューヨーク・マンハッタンにある『ザ・タワー』は、最新のセキュリティと スタッフの完璧な対応が売りの高額のタワーマンションです。
支配人ジョシュ・コヴァクス(ベン・スティラー)は、働き者でトラブルも難なくこなし、仕事には厳しい人間です。
エレベーターボーイで新しく入ってきたエンリケ・デヴロー(マイケルペーニャ)の携帯電話のバイブ音を聞いて、勤務中に持つことは禁止していると強く注意しました。
『ザ・タワー』の最上階のペントハウスにはウォール街の大物で長者番付に名のあるアーサー・ショウ(アランアルダ)が住んでいました。
ショウは、気さくにデヴローとも会話をする性格で、ジョシュの仕事ぶりを気に入っていて、カリブにホテルを建てる予定があるから支配人に推薦したいと言ます。
しかしショウがFBIに逮捕される事件が起こります。
ショウはFBIから逃走しますが、ジョシュは誘拐事件と勘違いし 追いかけた結果 逃走を邪魔することになりました。
ショウは証券詐欺罪で逮捕され ジョシュはショックをうけます。
実は 勝手に従業員の年金積み立てをショウに預けていたのです。
ジョシュは3倍になるというショウの言葉で預けていて、ショウが逮捕されたことにより3倍どころか従業員の年金が全くなくなってしまいます。
従業員を集めて事情を説明するジョシュに、怒る者はいないもののみんなショックをうけていました。
ニュースではFBIの調べで、ショウは貯金がまったくなかったと報道され、保釈金を積んで釈放されました。
外出禁止でFBIの監視下になります。
『ザ・タワー』のドアマンのレスター(スティーヴンマッキンレーヘンダーソン)は悲しみのあまり、電車に飛び込んで自殺を図ってしまいます。
命は助かりますが、お見舞いに行ったジョシュは これまで働いて貯めたお金をすべてショウに預けていて、もう退職はできないと打ち明けられます。
ジョシュはショウを許せなく、チャーリーギブス(ケイシーアフレック)を引き連れて 怒りに震え スティーヴマックイーンが使用していた世界に一台しかない車をボコボコにしました。
この事件で ジョシュの上司で『ザ・タワー』の総支配人のサイモン(ジャドハーシュ)が怒り、ジョシュとチャーリー、エンリケはその場で解雇されました。
エンリケとチャーリーはついて行っただけなのに。
レスターと対決
ジョシュは ショウからお金を取り戻すための計画を建てました。
まず 仲間を集めます。
エンリケとチャーリー、そして銀行から差し押さえをされて『ザ・タワー』を立ち退いたフィッツヒュー(マシューブロデリック)を誘いました。
改装した部屋の隠し金庫にお金があることはわかりますが、入出の暗証番号を知っているだけで盗む方法はしらないので、幼馴染みのスライド(エディマーフィー)の保釈金を支払い、事情を話して教えてもらいます。
スライドはジョシュ達はヤワで盗みができそうにないので、ショッピングモールで15分以内で50ドルの物を盗ませます。
ショウの世界一安全な鋼鉄製の金庫をスライドに開けられるかを尋ねますが、金庫なんて開けたことがない言うので、ジョシュたちは困ります。
しかし『ザ・タワー』の従業員オデッサモンテロ(ガボレイシディベ)の父親は錠の仕事をしていて、オデッサにできるかどうか尋ねると、15分かかると答え、ジョシュたちのはうれしくなります。
一方ショウは 特別扱いで起訴を取り下げられて釈放となることが決まります。
ジョシュのことを車を破損した罪で 告訴しようとしていました。
感謝祭の日に計画を実行
しかしチャーリーは支配人として『タワー』で働ないかと依頼され、盗みの計画から抜けました。
なんとかショウの部屋に忍び込むことに成功しましたが、スライドが裏切り オデッサの鍵開けを見て自分で開けようとします。
しかし、オデッサが銃で脅して阻止、壁を破壊して金庫を見つけてオデッサが開錠します。
金庫は開きますが 中は空っぽでした。
お金が手に入らず仲間割れが始まり、銃を車に撃ちこみ、金でできていることがわかります。
ショウは車を金で作って そこに財産4500万ドルを隠していたのでした。
金の車を外に運ぶ
ジョシュたちは 金の車をなんとか外に運び出します。
車の鍵を探していると ショウの裏帳簿を発見しました。
その頃ショウがFBIとともに部屋に戻ってきて、みんなは車がないことに驚きます。
ショウはたとえ空っぽでも隠し金庫があることを隠していた罪で 再度拘留されることになりました。
FBIは盗難された車を追いますが、レスターが協力して車を運びすことに成功しましました。
実は車は ある場所に隠していました。
ジョシュたちは全員FBIに捕まりました。
『ザ・タワー』で働きながら隠れて司法試験の勉強をしていたヨヴェンコが ジョシュたちの弁護につきました。
ショウの裏取引記録を渡すことと引き換えに 釈放する取引を持ち掛けます。
取引は成立し、ジョシュ以外は全員不起訴で釈放されます。
ジョシュだけは2年の刑になりました。
ショウはこの裏取引帳簿によって刑務所暮らしとなりました。
年金を奪われた『ザ・タワー』の従業員たちに荷物が届きます。
中身は金の車をばらした部品でした。
最後に
とってもおしゃれで痛快な映画です。
悪役が最後まで悪い人間で、役者達は個性的で 面白かったです。
ここまで読んでいただきまして、 ありがとうございます(*^_^*)
ぽちっとしていただけると うれしいです。