ドイツの信号機の色と、職業について@germany8
日本で 信号機は「赤・黄・青」と言います。
ドイツでは なんと言うでしょうか。
「赤・黄・緑」と 見たままの色を言います。
日本では「赤・黄・青」
日本ではなぜ緑色の信号を青と呼ぶのでしょうか。
諸説ありますが、チコちゃんの回答は「新聞が青と報じてしまったから」
実際の信号は緑でしたが、白黒だったため青と報じられた情報が広まったという説が有力であると解説しました。
また、日本人にとって青と表現する色の範囲が広く、藍や緑も青と表現する言い方が古くからあったとされます。
たとえば葉物の野菜を青物と言ったり、青々と茂る草、という言い方をします。
ドイツの色と職業
緑
緑というと ドイツでは狩人の色です。
狩人と言っても 今は森を管理する人です
木々が健康か 虫の大量発生がないか。
森の動物たちが健康か、一種類の動物が増えすぎて生態系が壊れていないか等です。
もし 鹿が増えすぎたら、森で食料がなくならないように 鹿を駆除して数を調整したりします。
青
ドイツの警察は10数年前までは パトカーは緑と白、警察官の制服は緑でした。
今は モダンなデザインで紺や青に変わりました。
黄色
黄色は郵便の色です。
日本で郵便ポストは赤ですが、ドイツでは黄色です。
郵便の入った大きなバックも黄色。
そして 郵便のシンボルであるホルンの絵がついています。
昔、郵便は馬車で届けられ 馬車が来たことを知らせるためホルンを吹いていたことからきているそうです。
黒
黒は なんの職業でしょうか。
煙突掃除屋さんの色です。
煙突掃除屋さんは 黒の上着、黒ズボン、時々 山高帽をかぶっている姿も見られます。
はしごを持ってきて 屋根の上に上がり 長く太い針金の先についたブラシで上からすすを落とし掃除をしてくれます。
今では 暖房機がちゃんと動いているか。
暖炉があれば その管理がされているのかもチェックします。
黒の服と帽子、はしごやブラシを持っている煙突掃除屋さんは 幸運をもってくるといわれています。
この掃除屋さんにあった日はいいことがある、とも言われています。
新年のカードや誕生日など 幸運を祈るときのシンボルとして、日本でも有名な4つ葉のクローバー、赤いテントウ虫、赤と白のきのお、そしてこの煙突掃除屋さんがカードに描かれたりしています。
赤ワインのような深みのある赤
赤は高貴な色として 昔から 王様や貴族のマントなどに使われたりしていました。
この赤は つぶすと赤くなる沢山の虫からしか昔はとれなかったため この色は貴重で王家や貴族などしか手に入らなかったようです。
オレンジ
ドイツでは以前 街におかれている沢山のゴミ箱が オレンジ色のプラスチックで作られ 使われていた時のことです。
オランダから依頼がきて、 オレンジの箱ははずされ 今は紺色になっています。
オレンジ色は オランダの王家の色だったため と言われています。
まとめ
職業によって 色にイメージがあるのは 面白いと思います。
所変われば品変わる。ですね。
(*^_^*)ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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